宜保通信 -霊能の世界-

正面から戸を叩くのみにては、決して道は開けぬぞ(1)

守護霊一問一答 ①

守護霊

弊所、宜保鑑定事務所専属の霊能者が、お客様の守護霊を降ろし、直接対話していただく企画です。仕事や恋愛、人間関係などで大きな壁にぶつかってしまった時、結婚や就職など人生の岐路に立った時、その折々に守護霊から降ろされる助言は非常に役立つものです。なお一般に難解、象徴的とされる守護霊の言葉の意味については、必要に応じて霊能者が解説します。(敬称略)

相談の概容

【今回の相談者】松田絵美子さん32歳・企画職・千葉県浦安市在住

都内の広告関連会社に勤務。中間管理職としてチームを率いているが、最近、部下の造反に遭って窮地に陥った。このままでは降格、下手をすれば退職勧告を受けるのではと悩んでいる。またプライベートでも、3年近く付き合った男性から別れ話を持ちかけられており、そうした苦しい現状を打開するヒントを得るため今回、守護霊伺いをすることに。

◆守護霊は鎌倉時代に生きた武家の奥方

霊能者それでは、あなたの守護霊様をお呼びいたします。

松田(敬称略)よろしくお願いします。

霊能者<1分間ほどの沈黙>……降りられました。最初にあなたの守護霊様がどのような人物なのか、今、私に分かる限りでご説明いたします。……この方は……うん、恐らく平安時代末期ないしは鎌倉時代の初期に、相模地方で生まれた女性ですね。<再び沈黙>……ああ、少しはっきりと見えてきました。かなり高貴な方だったようです。鎌倉幕府の要職を務めていた武家の名門に嫁いでますね。七十代の長寿を全うしています。晩年は仏門に入られた形跡も見られますが、現れているのは錦の羽織りをまとった奥方様の姿です。この時の生を最期に輪廻転生のカルマから外れ、高級霊界へと上がられました。

松田えー!そんな物凄い人が、私を守ってくれているんですか!

霊能者はい、生前も高貴な方でしたが、高級霊界に上がられてからもかなり修行をされて霊格を高められていらっしゃいます。……それではお取り次ぎいたします。これ以降しばらくは、私の口を通して直接、守護霊様がお答えになります。どうぞ……。<トランス状態に入る>ン、ンンンン……。<低いうなり声とともに守護霊と切り替わる>

守護霊降りたぞよ。さあ、何なりとたずねるが良い。

松田<しばらく戸惑う様子が続く>あ、あの……わざわざお呼び立てしてすみません。そ、それで、その、何からお聞きすれば良いか分からないのですが……。えーと、そもそも、どんなご縁で私の守護霊となってくださったのですか?

守護霊そなたの父君(ちちぎみ)の筋をたどれば、源家(げんけ)に行き当たる。そのことは存じておるかな。

松田い、いえ、初耳です。ゲンケ?……それは源氏ってことですか?源頼朝とかの?

守護霊そちらの筋ではない。元々は雅楽(ががく)、詩歌(しいか)の才をもって、京の帝(みかど)に仕えし家柄じゃ。その一族のうちの某(なにがし)が、鎌倉へ下向して新たに家を興したのじゃ。我が姫のうちのいちにんが[注…自分が産んだ娘のことと思われる]がその家に嫁ぎ、その時の縁をもってそちを守ることと相成った。

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