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お客様の声

成瀬真代 先生

アルバイト先のスナックに女の霊が!お店のママに頼まれて、代わりにご相談しました!

●兵庫県西宮市 篠原優衣香さん(26歳)

昨年の夏、繁華街でスナックを開店した友達の母親に頼まれて、そこのお店を手伝うことになりました。専門学校に通いながらの気軽なアルバイトで、お客さんも紳士的な人ばかりと最初は楽勝気分でいたのですが、そのうちにおかしな雲行きに……。先月、成瀬真代先生に問い合わせたのもそのことで、本来なら当事者であるママ(友達の母親)が自分で相談するべきだったのですが、「こういうの苦手やから、ユイちゃん、お願い!」と泣き付かれ、しかたなく代行したという経緯です。

まず、そこのスナックはほとんど居抜きの状態で開店しました。3階建ての建物のうち、2階から上がママと家族の住居。そして1階が店舗という造りでした。そうした駅近の中古物件を借りる形ではなく下手に購入してしまったので、悩みがいっそう深刻化したともいえます。

前のお店も飲み屋さんで、簡単な厨房設備がそのまま残っていたそうです。そこにカウンターを設置してスナックの内装に模様替えしたわけですが、その工事中、床下から大量の御札やら御守りやらが発見されました。つまりすでにこの時点で、「この建物は何かおかしい!」という話にはなっていたようです。でも、すでに買ってしまっていた手前、今さらお店を止めるわけにもいかず、家族を含む周囲全員の反対を押し切って半ば強引に開店したのだと。

異変が起こり始めたのは、私が勤め始めて1ヶ月ほど経った頃からでしょうか。最初は誰も来ていないのに入口のドアが勝手に開いたり、置いてあるグラスや食器が割れたりといった現象が頻繁に起きました。それらは私も自分の目で見たので、ほぼ間違いありません。やがて常連客たちの間で「知らない女を店内で見た」といった幽霊目撃の噂が流れるようになり、ママ自身もその実物に遭遇してしまいました。開店前に掃除するため店奥のトイレを開けたら、その便座の上に白い服を着た女の子がうつむいて座っていたそうです。それで一時や知り合いのお坊さんやら神主さんやらがお祓いをしに店を訪れましたが、全く効果はありませんでした。

こうしたことを一通り説明した後、成瀬先生に遠隔霊視をしてもらうと、「たしかにいます」と即断されました。「ただし、これは人間の霊ではないですね。いちおう女の人の形を取っていますが、どちらかというと精霊や地霊(ちれい)に近い存在で、お店の建物ができるずっと以前からその場所に長く住み着いている存在です。もちろん祓うことは可能ですが仏式、神道式を問わず従来のお祓いでは効き目がなく、前のお店の方がやっていたように特定の御札で封じるのが一番です。でも、そもそもその必要があるのかどうか……」。

先生によれば、女の姿形をしたその存在は、ただの幽霊というよりも福の神や座敷ワラシに近いモノなので、封じるよりきちんとお祀りした方が良いとのことで、「現に売り上げに影響はないでしょう?それどころか、むしろお客さんが増えていませんか?」と聞かれ、そういえばその通りだと思わずうなずいてしまいました。

現在、先生のご指導通り、カウンター奥に小さな神棚を祀っています。それを設置してからは幽霊の出現がぴたりと止み、ママもすっかり安心しています。「前のお店が潰れたのは、御札でそれを封じてしまったからです。もし同じことをしていたら、お宅のスナックも同様の目に遭ったことでしょう」と言われました。世の中にはその道の専門家に聞かなくては分からないことがあるのだ、とあらためて感心しました。

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