人間の霊より恐ろしい? 動物霊に憑かれると起こる10の霊障
霊の中には、人の霊だけでなく動物霊もいます。見境なしに誰にでも憑依し、人間を操るのが恐ろしいところです。不運が続く場合は、無意識のうちに動物霊に憑かれている可能性を疑いましょう。今回は、動物霊がもたらす10の霊障と対策法を紹介します。
そもそも動物霊とは?
■動物霊の目的|魂レベルを上げる
動物霊とは、その名の通り死んだ動物の霊魂を指します。そもそもなぜ、動物霊が人間に憑依するのか?それは魂レベルを上げるためです。動物霊の中には神の遣いとして崇められる精霊もいますが、魂レベルが低い動物霊は天上には行けません。そのため、位の高い人間に憑依して霊魂を高めるのです。
■動物霊に憑かれる原因|土地が起因のケースが多い
信仰心が強い信仰深く毎日のように神社へ参拝すると、お稲荷様の霊が憑く場合があります。自分が髪だと狐が勘違いをして崇拝者を自分の信者のように扱います。人間の身体に憑依して好き勝手な振る舞いを行うのです。
動物霊がいる土地に住む動物霊は人よりもまず場所に憑依します。碑や祠は、動物霊が集まりやすい場所です。土地開発により排除しても動物霊はその場所に居続けるため、新たに家を建てると土地が原因で人に憑依します。
人の怨念が動物霊となる人間の霊には、この世に強い執着もつ低級霊がいます。魂レベルが低く、未熟な場合はさらに下の動物霊に変わるケースがあるのです。それらの低級霊が集合体となり、動物霊に姿を変えて特定の人や家族を呪うケースがあります。
■動物霊が憑くと起こる10の霊障
動物霊の霊障① 金運が下がる
お稲荷さんに金運のご利益があったり、蛇柄の財布が金運を呼んだりするように金運を司る動物もいます。動物霊が憑くと同様に金運が上昇します。
しかし、動物霊は未熟で霊エネルギーが乱れているので、その効力は長く続かず、最終的には一文無しに。大金を手に入れた直後に悪事が起こり、お金・権力・地位のすべてを失うケースは少なくないようです。
霊魂には香りがあります。魂レベルが高く神に近い存在の霊魂は、花のような気品高い香りをまといます。一方で、魂レベルの低い低級霊が放つのは悪臭。
動物霊は低級霊より魂レベルが低いので、霊障により体臭が強い悪臭に変化します。ドブや腐敗臭が代表的ですが、動物霊の霊障では獣特有のにおいがするのです。また、臭い物や匂いが強い食べ物を欲しがるのも動物霊による霊障です。
動物霊のわかりやすい霊障は、性格がだらしなくなること。動物霊は廃墟や湿気の多い場所、臭い場所が好きなため、どの動物霊に憑かれても不潔になります。
例えば、お風呂を極端に嫌がり入らないほうが落ち着くのです。部屋が汚れ、何日も同じ服装を着続ける生活をしていたら、動物霊に支配されている可能性が高いでしょう。
動物霊は利己的です。自分の幸せのために平気で嘘をつくのは霊障の一つです。執念深く他人が不幸になろうとお構いなしに、地位や財産を奪い取ろうとします。
狐や蛇は執着心が強く、猫の動物霊はずるがしこいのが特徴。人間の体を利用して好き勝手に行動するので、言動に一貫性がなく混乱させて相手をもてあそびます。
恋愛問題を抱えている場合は、蛇の霊障と考えられます。蛇は素早い身のこなしで、狙った獲物は逃がしません。さらに、蛇は卵を産み増殖します。つまり蛇の霊魂は貪欲で執念深いのです。
蛇の霊が憑くと、恋愛に執念深くなるので性欲が抑えきれず浮気に走ります。その他にも蛇はお金にも執着するため、恋人に貯金をすべて奪われるといった金銭面でもトラブルを招くのです。
動物霊に憑かれると食の好みが変わります。犬の霊障では肉を好み、狐の場合は魚を好むんで食べるようになります。また、狸が憑くと雑食に変わり苦手なものを平気で食べだします。
また、動物霊の特徴として匂いの強いものを好むので、肉や魚は調理したものよりも生を求めます。賞味期限が切れていてもお構いなしに食べるのも霊障が原因です。
動物霊の特徴は欲望の制御ができなくなること。気が済むまで依存し続けるので、賭け事やギャンブルに突然はまるのは霊障の典型的な特徴です。金銭を好む狐の霊が憑依していると考えられるでしょう。
恐ろしいことに、ギャンブル好きの多くは狐に憑かれている確率が高く、その空間や近辺にいるだけで狐の霊魂を受けてしまいます。もはやギャンブルにはまる人たちは狐の信者状態となり足しげく通っているのです。
動物霊は魂レベルが低く、理性がききません。欲望のままに行動するので我慢を強いられるととたんに表情が険しくなり、大声で罵声を浴びせます。邪魔な存在に敵意を向けて相手が降参するまで攻撃を続けるのが特徴です。
穏やかで優しい人が突然感情的な性格に変わったり、些細なことで感情をむき出しにする場合は、動物霊に心を支配されている可能性が高いでしょう。
自分でもわかるくらい顔つきが変わっていたら動物霊の霊障を疑いましょう。特に狐と猫の霊はプライドが高く攻撃的な顔つきに変化します。目が吊り上がり獲物を捕らえるような鋭い目つきに変わったときは霊障の可能性があるでしょう。
常に見た目と内面はリンクします。顔つきの変化は内面の変化なので、すでに動物霊により思考がコントロールされている恐れがあります。
最後に動物霊の最も恐ろしい霊障は、先祖代々に渡って不運が訪れることです。つまり人ではなくその家系に憑くのです。代表的な霊障は犬神。四国・中国地方の特定の家系に憑く霊障で、その家系は犬神筋と呼ばれて家族が増えるたびに犬神の数も増えるといわれています。
犬のように発狂して吠えまわる症状は医師でも改善ができず、霊力者や呪者にしか鎮静できないため呪いの一種という見解があるほどです。
■動物霊の対策法
神社参拝を控える神社の参拝が必ずしもお祓いに通じるとは限りません。頻繁に行くと狐の霊が憑依する恐れがあります。「困ったときの神頼み」という言葉があるように、神様の力が本当に必要なときに行きましょう。
家の中を清潔に保つ
異臭が漂うゴミ屋敷は動物霊の巣窟となり、相当数の動物霊を引き寄せる原因です。きれいな場所が落ち着かない場合は、長い期間霊障を受けていたと考えられます。今すぐに断捨離を行い、香り高いアロマを焚きましょう。
一日で終わらせず継続することで、自身の魂レベルが上がり動物霊が去っていきます。
■動物霊は場所や土地に憑く
動物霊は場所に憑く傾向が強いため、不用意に廃墟や塚のある場所に出かけるのは控えましょう。また、動物に触ると憑依するものではないので動物には愛情をもって接しましょう。 動物虐待は動物霊を引き寄せる最も大きな原因です。