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宜保通信 -霊能の世界-

第1回 貧困母子家庭出身の女性と、地方資産家の令息が恋に落ちた話

格差恋愛の成就実例集 ①

先祖因縁

年の差、貧富、学歴、家柄の差など、現代社会でますます深刻化し続ける格差の問題。そうした格差障害を乗り越えて、恋愛や結婚の願いを成就させた皆さんの軌跡をご紹介するコーナーです。いずれも私ども宜保鑑定事務所にて実際にご相談いただいた事例の中からピックアップし、当事者の方々のご了解を得て掲載しております。現在、同様の悩みを抱えて苦しんでいる方に、ささやかな指針をお授けできれば幸いです。

第1回 貧困母子家庭出身の女性と、地方資産家の令息が恋に落ちた話

学費と生活費を捻出するため、いくつも掛け持ちしていたアルバイト先のひとつで、そこの店長に一目惚れされた、当時女子大生だった山本美奈江さん(仮名)。度重なる熱心な求愛に心が動き、相思相愛の関係となったものの、大学卒業後その彼が地元有名企業の経営者一族の1人だと分かり…。

西日本のI市にお住まいの山本さんが、当鑑定事務所の美馬朱莉先生を指名する形でご相談のお電話を掛けてこられたのは一昨年の初夏のことでした。初めにその相談内容の趣旨を、ご本人の言葉をお借りする形でご紹介します。

山本美奈江さん(仮名・当時23歳)からの相談内容

今年、新卒で地方企業に勤め始めた新米社員です。
私には学生時代から付き合っている5歳年上の恋人がいるのですが、つい最近、その彼が地元で有名な資産家一族、しかもそこの本家の跡取り息子であることが分かり、今後の2人の関係について迷いが生じています。

彼とは今から3年前、アルバイト先の飲食店で出会いました。あちらは店長さん、私は新米アルバイトとして、まずは仕事に関する指導と教育を色々と受けました。その印象は誰に対しても気さくで優しい、知的なお兄さんタイプの男性。まだ20代という年齢にそぐわない、どこか老成した雰囲気も漂わせた人で、お互いに顔を合わせるのは週に2~3回ほどでしたが、いつの間にか学業や私生活での悩みや愚痴(学費を稼ぐため、アルバイトをいくつも掛け持ちしていることなど)を聞いてもらうような仲になっていました。そして勤め始めてから3ヶ月近く経った頃、「今度、ドライブへ行かないか」とプライベートでの誘いを受け、それをきっかけに交際が始まったのです。

その後は順調にお付き合いが続き、私は今年、女子大を卒業して地元の中堅企業へ就職。彼の方は相変わらず同じ飲食店に勤め続けていたのですが、それがつい先月、久しぶりに2人で食事をした時、思いがけない告白を聞かされる羽目になりました。

「今まで黙っていたけれど、オレ、▲■の家の息子やねん…」
▲■というのは、私が住む地域の地元民であれば大抵が知っている苗字です。以前、母に聞いた話では、元々はこの地方で一番の豪農だったそうで、先の終戦後に農業を離れて不動産業や商売に転じ、その血筋につながる人々は皆、大金持ちばかり。現に地元の街中を歩くと、今でも▲■の名前を冠した商業ビルやアパートなどを頻繁に目にするほどです。

そんな大富豪の一族の、さらに本家の跡取り息子であると聞かされて、私は当初、からかわれているのかと思いました。第一、彼の名前の苗字は▲■ではないのです。何よりもまずそのことを突っ込むと、「じつは俺が小学生の時に、親父とお袋は離婚してるねん。そんで、そのまま母方に引き取られたからそっちの姓を名乗ったんやけど、去年の暮れに俺の腹違いの弟、つまり親父と後妻との間の一人息子が病気で死んじゃって、今、親父や向こうの親戚から『▲■に戻って家業を継げ』ってせっつかれているねん」などと説明してくれました。

彼が丁寧に話してくれたこともあり、話のつじつまについては納得できたのですが、それでもやはり頭が混乱してしまい、その日はそのまま家へ帰りました。

そして帰宅後、ためらいながらも母に相談すると、「家柄や財産が違いすぎる家同士は絶対に上手くいかない。もしその人と結婚などということになったら、間違いなく向こうの親や親戚に反対されるし、下手をしたらせっかく就職できた勤め先にもちょっかいを出してくるかもしれない。▲■というのはそれくらい力がある家。もしそんなことになってしまったら、あんたが傷つくのはとても見ていられない」と泣かれてしまったのです。

我が家は母1人子1人の母子家庭で、じつの父は私が幼稚園に入る前に失踪し、今も行方不明のままという状況が続いています。それが原因で、私も就活の面接などでは大変な苦労をしました。自分自身の将来のためにも、また彼の荷物とならないためにも、ここは大人しく別れるべきかと悩んでいます。実際のところ、彼との関係を今後、どうすれば良いのでしょうか。どうか、ご教示ください。よろしく、お願いします。

相談中の対応の流れ

以上のような相談内容を踏まえ、美馬先生はまず山本さんの立場をより詳細に知るために、彼女が相手の男性と出会った時期までさかのぼって霊視を開始しました。その結果、分かったことは、

  • 相手の男性が山本さんに語った話は、霊視中に現れた断片的なビジョンとも合致しており、おおむね事実と思われる。
  • ただし、男性の母親と父親が離婚に至った経緯については、一部隠されている部分もある。
  • 彼は「大金持ちの跡取り息子」という現在の身の上を山本さんに告白することで、自分に対する愛情の真偽を確かめたものと思われる。そしてその欲のない反応を見て、ますます愛を深めている。この時点で結婚を意識したかもしれない。
  • 2人の出会いに関しては、両家の先祖霊と山本さん側の背後霊が強く働いた形跡も見られる。つまり、しかるべき強力な縁に導かれて出会った、「赤い糸で結ばれた」関係と言える。実際、男性側は山本さんと初めて会った瞬間、説明しがたい心理的衝撃を受け、そのまま一目惚れの恋に落ちた。霊的な縁が絡む男女の出会いでは、どちらか一方、あるいは双方がそうした不思議な感覚に陥るケースが多い。
  • 父親の後妻である40代の女性について。たまたま霊視の視界内に入ったので、その性格や心情をざっと見たが、少なくとも悪い人間ではなさそう。現在は一人息子を亡くした悲しみのあまりヒステリックな精神状態が続いているが、やがて時間の経過とともに自分を取り戻せば、新たな後継者である義理の息子を快く家に迎え入れてくれるはず。また、もし山本さんとその彼が結婚するという話になれば、その後押しをしてくれる可能性もある。

と、主にその5点でした。

その後は美馬先生の総論的な霊視結果を受けて、山本さんから様々な質問が続きました。とくに②について「隠された事情の内容を知りたい」というリクエストをいただいたのですが、そこでは彼女が絶句する場面も見られました。少々、ショッキングな事実が浮かび上がったためです。

<以下、実際の鑑定での会話から抜粋>

美馬朱莉先生(以下、先生)「ちょっと申し上げにくいことなのですが、この男性のご両親は父親側の女性関係が原因で離婚に至ったようですね。しかも離婚後間もなく、お父様は別の女性と再婚しています。つまり、それが今の後妻さんです」

山本さん「わっ、本当ですか…。もし、事実だとして彼、そのことを知っているのですか?」

先生「はい。すでに実の母親に事情を聞かされて、ご本人も承知しているはずです。それでこのお母様という方は…、ええと、こちらもすでに再婚していらっしゃるようですが…」

山本さん「ええ、そのことは私も彼から聞かされているのではっきりしています。でも彼、その時にお母さんには付いていかずに母方の実家に残って、成人するまでお祖父さんとお祖母さんに育てられたって。あの…先生…やっぱりあの人、自分の父親や後妻のことを恨んでいるとか、そういう気持ちはあるんでしょうね。心配です…」

先生「まあ、おっしゃる通り、多少のわだかまりは残っていると思いますが、父親への恨みとか怒りとか、そういった激しい負の感情までは伝わってこないので、恐らく大丈夫でしょう。物心ついてから成人するまでの間に、すでに自分の心の中で解決してしまっているのではないかと。この男性、なかなか大人物の素質を秘めた人のようですし」

山本さん「大人物?!そ、そうなんですか?」

先生「はい。大きな事業を継ぐのに相応しい人物だと思います。父親という人も、息子の秘めた資質を見抜いているからこそ、あえて『戻ってきて欲しい』と頼み込んだのだと思います」

……こうしたやり取りの後、美馬朱莉先生から最終的な結論といくつかの助言をお授けし、初回のご相談は終了となりました。

後日の経緯

その後、山本さんは都合4回に渡って美馬朱莉先生の鑑定をリピートされ、その都度、新たなアドバイスを仰いで行動に移されました。そして昨年の秋には念願の結婚を果たし、現在はご夫婦でI市内のマンションにお住まいです。旦那さんは、その父親が経営する不動産関連会社に勤めながら目下、経営を継ぐための勉強をされているとのこと。なお、婚約に至るまでの前後には、両家の間にささいな軋轢が生じたこともあったようですが、今では義理の父母や親戚一同との関係も良好であると伺っています。

事前の助言通り、▲■家の後妻さんは大変気さくな人柄の女性だったそうです。しかもその人自身も山本さんと似通った家庭環境で育ったという経歴の持ち主であったため、2人の結婚に至るまで陰に日向に尽力してくれたとのことでした。

本件に関する先生からのコメント

当件に関しては、初回鑑定時からすでに明るい未来が見えていましたので、こちらも積極的にプッシュしていくような感じで対応させていただきました。

判断の決め手は、彼女と相手の男性との間に存在している霊的に強力な縁でした。山本家と▲■家の間には、およそ10代前から5代に渡る先祖間の交流があり、しかもお互いにその本家筋の子孫ということで、そうした良い意味での先祖因縁に導かれて巡り会う運命が決まっていたようです。

この件に限らず、「結婚相手の家と自分の家の格差が心配…」といった旨のご相談を受けることがたまにあるのですが、両家の間に先祖因縁的な強い結びつきが存在しさえすれば、たとえ初期に多少の齟齬を来しても、後々は上手く行くという印象が強いです。

これに対して、2人の間に個人的な霊縁(過去世での縁、ソウルメイトやツインソウルなど)が存在するものの、両家の先祖霊の助力は得られにくいという場合、ただ成り行きに任せただけでは望ましい結果に至らないことがあるかもしれません。いずれにしても、ケースバイケースで細かく対応させていただきますので、同様の悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。

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