霊視検証!有名心霊スポットの真相!-霊能の世界-

第58回三宝寺池

 (東京都)

澄み渡る水面に映る謎の女の顔!?
戦国時代のはじめ、落城とともに自害した姫の亡霊が、今でもさまよい出ると伝えられる池…。

コロナ禍による外出自粛のさなかに、知人から寄せられた心霊目撃情報をご紹介しましょう。「ママ、あそこの水の上にお姉ちゃんが浮かんでるよ!」その声の先には……。

所在地
石神井公園・三宝寺池
東京都練馬区石神井台1-26-1
危険度ランク
(華厳滝)B ★★☆☆☆

今回、ご紹介するのは、都内練馬区の石神井公園内にある三宝寺池で霊現象に遭遇したというお話です。当コーナーの記事を続けて読んでくださっている方はすでにお分かりと思いますが、心霊スポットと呼ばれる場所の多くにはいくつかの地形的な共通点といったものがあります。その最も代表的なものは、風水や家相学で言われる『水の気(みずのき)の過多』と呼ばれる状態です。ダムや湖沼、湿気に満ちた山中のトンネルなど、量的に過剰でなおかつ流動性の少ない水のエネルギーが長期に渡って滞留しやすい条件下では、他の地点と比べて心霊現象が起きる確率が格段に高くなります。

梅雨明けの頃、同公園の近所に住む知人女性から連絡があり、「先日、うちの娘が石神井公園で幽霊を見たようなのですが…」と聞かされました。彼女は1人で小学生の娘さんを育てているシングルマザーです。それが折からのコロナ禍で完全なリモートワーク態勢に切り替わったため、平日でも娘さんと過ごす時間が多くなりました。そんなある日、2人で買い物がてら石神井公園に立ち寄ったところ、そこの三方寺池に架かる橋の上で女の霊らしき存在に出会ったそうです。

「午後の2時過ぎくらいに橋の上でぼんやりしていたら、一緒にいた娘がいきなり目の前を指差して、『白い影みたいなお姉ちゃんが水の上に浮かんでいる!』って。私には全然見えなかったのですが…。時間にして20~30秒くらいだったでしょうか。娘によれば、その女の人は池の上を急速に滑るような感じで、石神井城跡の方へ消えていったそうです」

公園内には石神井池と三宝寺池という2つの大きな池があり、武蔵野三大湧水地のひとつとして知られています。また中世期にはこの地方一帯の支配者であった豊嶋氏が戦乱で滅んでおり、その際、照姫という名のうら若いお姫様が父親である城主の後を追って池に身を投げた、という伝説が残っているそうです。古戦場の跡地や落城した城趾(じょうし)というのも、いわば心霊スポットの定番です。実際にこの池の周辺でも白いワンピースを着た女性の霊を目撃したという話が多く、ひょっとしたら知人の娘さんもそれと同じ存在に遭遇したのかもしれません。

ただ後日、現地で検証した限りでは、霊障や憑依などの危険性に関してはさほど心配する必要はないように見えました。大量の湧水が発するエネルギーにより霊的存在が活性化する傾向は強い反面、園内の土地の位相が比較的高いため、タチの悪い邪霊などは近寄りにくくなっています。これは一種の結界作用と言ってもよく、主に三宝寺池の中島(なかのしま)に建つ厳島神社(旧弁天社)と、その対岸にある穴弁天(宇賀神社)の霊窟によって形成されているようでした。つまり弁財天様のご加護の気配を多少なりとも感じられる場所でもあるので、その意味では心霊スポットというよりもパワースポットに近い存在かもしれません。

石神井公園・三宝寺池

東京都練馬区石神井台1-26-1

「西武池袋線の石神井公園駅より徒歩およそ23分」

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