霊視検証!有名心霊スポットの真相!-霊能の世界-

第55回矢板トンネル

 (栃木県)

道路脇の草むらに埋もれたいわくつきの廃トンネル。
入口に打ちつけられた板の隙間から漆黒の内部を覗き込むと、スーツ姿の男の亡霊が不意に飛び出してくる!?

コロナ禍の最中、女性霊能者が敢行した心霊スポット探査【日光編】。最初に訪れたのは、国道461号線で矢板市から日光市内へ入る途中に所在する廃トンネルです。昼なお暗いその内部には、スーツ姿の男の霊が潜んでいると噂されていますが…。

所在地
栃木県矢板市倉掛
危険度ランク
B ★★☆☆☆
矢板トンネル

つい先日、栃木県矢板市在住の方から心霊相談の依頼を受けまして、自家用車で現地へ赴きました。無事に相談事を解決した後は、市内のホテルに1泊。翌日からは観光を兼ねて日光近辺に所在する有名な心霊スポットを見て回ったので、今回はその報告を3回に分けて書かせていただきます。

私があらかじめ目星を付けていたスポットは、自殺の名所として知られる『華厳滝(けごんのたき)』、霧降高原道路の中間地点に架かる『六方沢橋(ろっぽうざわばし)』、そしてかつてのオカルトブーム全盛期に某テレビ番組の心霊特集で取り上げられて話題となった『竜頭の滝(りゅうずのたき)』でしたが、初めに滞在した矢板市内にも幽霊が出ると噂されるトンネルがあると聞き及び、急遽そこも調査対象に入れました。

トンネルの正式名称は、弥五郎坂隧道(やごろうざかすいどう)。一般には矢板トンネル、あるいは「お化けトンネル」という名で知られています。かつて東武矢板線の列車専用トンネルとして使われ、同線の廃線後もしばらくは車道用トンネルとして機能していたそうですが、現在では完全に閉鎖されて雑木林の藪に埋もれたような状態になっています。
矢板から日光へ至る国道461号線(日光北街道)の途上で脇道へ入り、さらにそのある地点で停車。そこから徒歩でガード脇の草むらを掻き分けながら進むと、ようやくこの廃トンネルの入口部分が見えてくるのですが、付近にはこれといった目印がないため、土地勘のある地元民でなければちょっと分かりにくいかもしれません。

このトンネルにまつわる噂の代表的な内容は、以下の通りです。
「トンネルの一方の入口は板で塞がれており、その隙間から真っ暗な内部を照らすとふいに人影が踊り出してくることがある。よく見ると背広を着た中年過ぎの男で、それが恨めしげにこちらを見つめ返してくるのだ。時には、傷だらけの青白い手を伸ばして無理矢理、暗闇に引きずり込もうとすることも!この霊は不測の事故でトンネル内に閉じこめられたまま亡くなったサラリーマン、あるいは過去に現地付近で起きた死体遺棄事件の被害者であると伝えられている…」
地元ではかなり有名ないわくつきのスポットだそうで深夜、肝試しに訪れる若者も多いと聞きましたが、そうした侵入者たちの仕業でしょうか、私が訪れた時には入口を塞ぐ板の大半が引き剥がされ、容易に侵入できる状態でした。さらに内部の壁面も汚い落書きだらけで、一見して荒んだ雰囲気が漂っていました。

崩落の危険性があるので敢えて踏み込むようなことはせず、外観のみの霊視に終始しましたが、結論から言いますと、霊障や憑依についてはさほど心配する必要のない場所です。少なくとも不成仏霊や地縛霊といった厄介な人霊の気配は感じられず、噂の中年サラリーマンの姿も発見できませんでした。ただ、陰の気が強まる夜間には水に縁の深い自然精霊や動物霊などが吹き溜まりと化すようなので、霊感体質を自認する人は念のため用心してください。

矢板トンネル

栃木県矢板市倉掛

「JR宇都宮線の矢板駅より車で15分程度」

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