霊視検証!有名心霊スポットの真相!-霊能の世界-

第50回源氏の滝

 (大阪府)

山の散策路の途上に出現する世にも美しい滝景色。
しかし、そこは夜ともなれば、穏やかならぬ山の霊気が深まり、やがて不気味な人魂が滝壺に浮遊する…。

『その昔、源氏姫と呼ばれる少女が狂乱のうちに滝壺に身を投げた──』。そんな悲劇の伝説の名残りをたたえる「源氏の滝」には、深夜に鬼火や人魂を目撃したという証言が、今もなお後を絶たないと言われています。

所在地
大阪府交野市東倉治2丁目15
危険度ランク
B+ ★★★☆☆
源氏の滝

大阪で有名な心霊スポットを取り上げようと思い、関西方面に所縁(ゆかり)のある知人複数に聴き取りをしたところ、地元でデザイン業を営む男性から、「オーソドックスかもしれませんが、源氏の滝なんかはどうですか?」と勧められました。じつはこの人、かなりの霊感体質の持ち主で、過去には凄まじい心霊体験にも遭遇したことがあります。そういう人物が推す場所であれば、少なくとも信憑性の点は間違いないだろうと考えました。
念のため、「あなたはその滝で何かを見たことがあるの?」と訊ねると、「一応、人魂が現れやすい場所として知られていますけれど、自分には違う要素が感じられますね。単なる人の霊とか怨念とかとは違うって意味で…」とちょっと謎めいた言葉を投げかけられました。

滝の名所の観光地というのはすぐ近くに駐車場などが完備されていて、たとえ山奥の場合も実際は案外と至便であったりするのですが、その点でいうと『源氏の滝』は少々厄介です。大阪の交野市内の山間に広がる『源氏の滝公園』というハイキングコースの途上に所在しているため、最寄りの駐車場に車を停めてから相応の距離を歩かなくてはなりません。また、同じコース内には過去に廃された寺院や神社の跡地といった宗教遺構が点在しており、その中に「夜泣石(よなきいし)」と呼ばれる謎の石もあります。この地に伝わる説話によると、

  • その昔、源氏姫に梅千代という美少女と美少年のカップルが暮らしていたがある日、盗賊にかどわかされて山へ連れてこられた。また、途中で梅千代はショック死してしまった。
  • じつはその山賊の女頭領は2人の母親で、それと知らずに源氏姫は彼女を刺殺。しかし直後に真相を知って、悲嘆のあまり滝壺に身を投げた。
  • 以来、滝の近くにあった白い石に姫の魂が宿り、夜な夜なすすり泣く声が響く…のだそうです。

滝を中心とした一帯は、昔から人魂や鬼火が目撃される心霊スポットとして知られていたらしいのですが、こちらは白昼に訪問したこともあって、その手の浮遊霊的な波動はほとんど感じることができませんでした。その代わりに比較的鮮明に見えたのは複数の山岳修行者(山伏や僧侶)の霊体で、彼らは滝とその周辺を神聖な修行場として守り続けていました。恐らく上述の推薦者も、そういう意味のことを私に伝えたかったのでしょう。 結論を言えば、ここは低次元の心霊スポットではなく、むしろ聖地に近い位相を有しています。山の霊気が滞留しているので心霊現象も起きやすく、もし不敬の念で踏み荒らせば相応に祟られるでしょう。その点は警戒が必要なので、やや危険な場所にランク付けしました。なお、残念ながら源氏姫の霊とは、最後まで会うことができませんでした。

源氏の滝

大阪府交野市東倉治2丁目15

「京阪交野線の交野市駅から車で15分程度」

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