霊能者に聞く -霊能の世界-

第3回略奪愛

支倉 仁 先生

他人の恋人を奪うことで生じる良心の呵責に耐えられる人だけが、略奪愛を成就することができます

  • 先生はどのようにして略奪愛の願いを叶えるのですか?

    それはもうケースバイケースですね。まずはご相談者のお話を伺った上で霊視をして、詳しい状況や隠された部分などを見させていただいて、アドバイスのみで済む場合は「彼はこういう気持ちでいますので、貴女がこういう行動を取れば、恋人から奪うことができますよ」具体的にお話しさせていただきます。もし、彼とライバルの女性の縁の結びつきが非常に強くて別れさせることが困難な場合でも、密教の加持祈祷を執り行って、ご相談者の思う通りの状況を人為的に作り上げます。 大抵の場合において、略奪愛というのはライバルの女性よりも相談者の方が彼に取って魅力的に見えれば上手くいくものなのです。こんなことを言っては語弊があるかもしれませんが、恋愛に関しては男性というのは思っているより単純な生き物ですからね(笑)。一種、動物的と言ってもいいのではないでしょうか。たとえ現在進行形で恋愛中の相手がいたとしても、それより魅力的な異性が接近してくれば、理性では「いけない」と感じていても、動物の雄の部分で引力のように引っ張られてしまう……。女性の方は幻滅されるかもしれませんが、残念ながらこれが男というものの性(さが)というものです。
    ですから、要するに略奪愛を成功させるコツは「いかに彼のニーズを満たすことができる女になれるか。そしてまたそのメリットをいかに上手くアピールできるか」ということに尽きます。鑑定では、彼の気持ちや性癖、人生観など様々な面から詳しく人格解剖して、どんな女性を理想としているのかを徹底的に洗い出します。その上で相談者の方に、彼にとっての理想の女性として振る舞ってもらうようにするわけです。

  • 射止めたい相手にとっての理想像を演じるというわけですか。でも、限界がありませんか?

    たしかに生まれながらの容姿の部分は変えることはできませんが、ファッションやメイク、立ち振る舞いなどは努力さえすればいかようにも変わります。また問題の彼がどういう趣味や価値観の持ち主であるかが分かれば、ご相談者自身もそれに合わせることができるでしょう。「そこまではしたくない」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、今までの自分の在り方や価値観を180度変えるくらいの決心がなくては、略奪愛のような難しい願いを叶えることはできません。どうか、その辺はご理解いただきたいと思います。

  • 最近、先生が手掛けた略奪愛の成功例を教えていただけませんか?

    都内のOLの方から「友人の恋人を愛してしまって悩んでいる」というご相談を受けました。その恋を諦めることはできますか?とお訊きしたのですが、「ご本人はどうしてもできない。奪ってでも彼と結ばれたい」とおっしゃったので、ご相談者とその彼との前世の縁を見たところ、過去世三代に渡ってご夫婦であることが分かりました。たぶんその女性も彼の方も霊界からこの世に生まれ変わる直前の段階では、今生では恋人や夫婦とは別の形で「学びを得る」ことを選択されたのだと思いますが、いざ出会ってみたらやはり相手に運命を感じてしまったわけですね。
    スピリチュアル系のチャネリングやカウンセリングですと、こういうケースでは「恋愛関係となることは諦めて友人として付き合い、そこから新しい学びを得てください。それがハイヤーセルフの意志です~」みたいな模範回答を出されるのですが、私は密教の考え方を学んできた者なのでそうしたアドバイスは絶対にいたしません。「自ら望む物を得ることで悟りが開ける」つまり自己の欲望に忠実であることが自己実現への道だと思っておりますから、このケースでも加持祈祷の術を使って相手の男性の意識に働きかけて、過去世での記憶を甦らせるように仕向けました。その後、ご相談者の方は相手の男性から誘われる形で略奪愛を成就されましたよ。期間にして一ヶ月くらいだったでしょうか。まあ、それによって友人の女性との関係は断絶してしまいましたが、それは仕方のないことですね。愛を取るか友情を取るかを迫られて、そのご相談者は前者を選んだわけですから、ご本人としては、悔いはないと思います。

  • やはり、略奪愛というのは大なり小なり痛みを伴わないと成就できないということでしょうか?

    いえ、必ずしもそうとは限らないですよ。本人の感じ方次第です。今、挙げました例はたまたま友人の恋人であったため、結果的に友情が破綻したということですから、それなりの心の痛みもあったと思いますが、全てのケースでシビアな副産物を生み出すということは言えないと思います。ただ、見ず知らずの女性からその恋人を奪っても良心の呵責を得ることは、当然あるでしょうね。その良心の呵責を度外視してもなお、他人の恋人を奪いたいと願う方に限って、私はお助けすることにしています。
    略奪愛の成就には、ご相談者自身の心の強さ、悪く言えば図々しさみたいなものがどうしても必要になってきますね。心が弱い方ですと、たとえ恋が叶っても良心の呵責に押し潰されてしまいますから。どうか略奪愛に関して鑑定を望まれる場合は、その辺のところもよく考えた上で申し込んでいただきたいですね。

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