宜保通信 -霊能の世界-

他人の恋人を奪いたい

願いを叶える 霊能相談室 ⑧

霊能者の先生から

他人の恋人を奪う、いわゆる略奪愛の願いを抱いて相談をされる方がいらっしゃいます。私個人で見た場合、全体の相談件数から言えばそう多いものではなく、1週間のうちに1件あるかないかという割合です。ただ、略奪愛を望まれるお客様というのは非常に思い詰めた末に相談されるという方ばかりで、悪いこととは知りながら自分の気持ちをどうしても抑えることができず、止むに止まれず霊能者の助けを借りるという感じです。

私が略奪愛の成就をサポートする際にはまず相談者、相手の男性、恋敵の女性の三者の関係性を霊視します。相談者と男性、恋敵と男性、その両者の関係のどちらが霊的に深い繋がりや強い因縁を持っているのかを比較し、相談者の方が勝っていればアドバイス中心に、また恋敵の方が縁の結びつきが強いようなら祈祷術を主体にして解決を図ります。また略奪愛や三角関係の問題というのは、前世因縁に起因することも多いので、そちらの方面(前世透視)を重視することもあります。

解決実例

つい最近受けた略奪愛についてのご相談についてお話しします。私に相談されたお客様は30代初めのショップオーナーの女性でした。彼女が愛する男性はそのショップの店員で5歳年下の魅力的な青年で、すでに決まった恋人がいるという関係図でした。お客様自身は男性の恋人との面識もあり、若さも美しさも向こうの方が上だということを認めた上で、どうしてもその男性の心を奪いたいとおっしゃっていました。かなり思い詰めたご様子で、電話で話しながら涙ぐむような瞬間もたびたびありました。年下の男性を本気で愛してしまった女心が、電話を通してひしひしと伝わってきました。

私は最初に3人の前世での関係性を見ました。すると相談者の方と恋敵に当たる年下女性は前世で姉妹の関係にあったことが分かりました。さらに彼女たちは前世でも同じ男性を好きになり、そのときは姉に当たる相談者の方が恋の勝利者となっていました。今世ではそれが逆転する形で、妹に当たる恋敵の女性が男性の恋人となったわけです。

ニューエイジ系のスピリチュアルカウンセリングなどですと、こうした場合、魂の学びとして当人に恋心を諦めさせてより広い対象への愛へと昇華させるように諭すのが常ですが、少なくとも私はお客様の願いが叶うことを第一に考えて霊能鑑定をしておりますので、そうしたお説教めいたことは一切言いませんでした。
代わりに「運命の赤い糸で結ばれた恋を破局へ追い込むのですから、それには黒魔術に傾いた呪術を使う必要があります。それは現世における貴女のカルマとして来世へと持ち越されますが、それでも構いませんか?」と訊ねました。お客様はそれでも構わないとおっしゃったので、私は念飛ばしを基調とした魅了術を使うことにしました。これは相談者の女性自身の魅力を霊的なパワーで強烈に増幅し、同時に相手の男性の心が相談者の方へ傾くように操作する術です。また彼女に対しては私が霊視した相手の男性の好みを徹底的に学んでいただき、彼の前ではそれに沿った行動をされるようにアドバイスもしました。

この鑑定から3ヶ月後、再び鑑定をした際に相談者自身からその後の事の次第をお聞きしました。術の徴候が現れたのは最初の鑑定から1ヶ月近く経った頃で、想いを寄せていた当の男性から「最近、彼女と上手くいかない」と悩みの相談を受けたそうです。そんな彼の相談に何度か乗ってあげているうちに、相手の雰囲気に変化が出て、「明らかに異性を見る目で私のことを見るようになりました」とおっしゃっていました。その後、彼と恋人の仲は自然消滅的に破局。この前後から相談者と男性は休日にも一緒に過ごすようになり、恋人と言える仲にまで発展したそうです。

今後、彼とどうなるかについて見て欲しいと言われたので、近い未来を透視してみると、相談者と男性が結婚するビジョンが現れました。そのことを当人に告げるととても嬉しそうでした。これはつまり、術によって本来結ばれるべき男女の縁の繋がりが完全に入れ替わったわけです。霊学的な観点では全くの邪道なのですが、相談者ご本人が現世での負のカルマも受け入れるとおっしゃったので、私としてはとにかく願いが叶う方向でサポートをさせていただきました。以上、皆様のご参考になるかどうかは分かりませんが、略奪愛の成就についての実例をご紹介させていただきました。

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