霊視検証!有名心霊スポットの真相!-霊能の世界-

第13回江北橋

(東京都)

本当に恐いのは橋の上ではなかった。
河川敷にびっしりと浮かんだ不成仏霊の群れが!

第13回は、東京都足立区の荒川に架かる江北橋を取り上げます。ここは東京23区の10大心霊スポットのひとつに数えられるほどの場所。昔から頻繁に交通事故が起き、霊を目撃するドライバーや歩行者が後を絶たないと言われています。

所在地
東京都道307号王子金町江戸川線 足立区江北~宮城
危険度ランク
B+ ★★★☆☆
江北橋の霊視イメージ

今回、取り上げるのは東京都足立区の江北橋近辺です。最近、この橋の近所に住んでいる知り合いの男性から、河川敷の野球場で不思議な体験をしたと聞かされました。それはある日曜日の午後のこと、彼が散歩途中に草野球の試合を見学していたところ、いきなり背後から誰かに肩を叩かれたのです。ですが彼が振り向くと、そこには誰もいなかったそうです。江北橋が心霊スポットであるという噂は以前から耳にしていましたが、身近に体験者が現れたことで、私も俄然興味が湧きました。
なお、この橋にまつわる怪異現象として一般に知られているのは、

  • 20年ほど前にこの橋で車の落下事故が続発。事故を起こした当事者たちは「橋を渡っている最中に突然、視界が歪曲してハンドルを切り損ねた」と証言した。
  • 車または歩いて橋を渡っていると、女の幽霊が現れる。
  • バイクに乗った男の霊に追いかけられる。

などです。あまりにも事故が頻発するため、お祓いや事故死者の供養も行われたそうですが、まるで効果がなかったとか。また、お祓いを頼まれた高名な霊能者が「ここだけはどうにもできない」と言って匙を投げた、と言う逸話も伝えられています。

霊視の当日は、午後9時過ぎに現地へ到着しました。まず宮城地区側から徒歩で橋を渡りました。途中、霊感のセンサーが反応することもなく、そのまま反対の江北地区へ。身構えていた分、拍子抜けしました。しかし、私の知人はこの橋の上で怪現象に遭ったわけではありません。そこで彼が霊(?)に肩を叩かれたという、河川敷へ降りてみました。すると途端に空気が変わり、濃密な霊波動が身近に迫ってきたのです。驚いたことに橋の直下を中心とした両岸の一帯には、数え切れないほどの不成仏霊が群れを成して吹き溜まっていました。なぜこれほどの強烈な霊気を、橋の上から感じ取ることができなかったのか?その理由はすぐに分かりました。以前行われたというお祓いによって橋全体に結界が張られ、そこにいたすべての霊体が、下方の河川敷の空間に閉じこめられる形になっていたのです。

あらためて周囲を観察、霊視すると、元々この一帯の地相は霊を呼び込みやすい形状を成しているということも分かりました。川が発する水の波動がその作用をさらに強めており、悪い意味での霊的磁場が形成されています。そうした場所に橋が架けられて車や人が行き来するようになり、心霊現象が多発。しかし、今は結界の防御で何とか抑え込まれているという経緯が見えました。

懸念されるのは現在、その結界パワーが少しずつ薄れていることです。現にお祓い後しばらく沈静化していた橋上での交通事故が、10年近く前から再び増え始めているとも聞きます。ですから車、徒歩にかかわらず、この橋を渡る際にはそれなりの注意と警戒が必要です。特に夜間、付近の河川敷へ行くことはできるだけ避けるべきです。霊に敏感な方は憑依される危険があります。

江北橋

東京都道307号王子金町江戸川線 足立区江北~宮城

「日暮里舎人ライナー・扇大橋駅より徒歩およそ15分」

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