電話占いであった不思議な話 -霊能の世界-

第16回 海老原里美 先生

ある男性の特徴を挙げられ、
注意するよう言われたところ、
後日、その人が事件を起こしてテレビのニュースに…

東京都世田谷区・久本朝香さん(仮名)38歳

ある男性

占いが好きで、当たる先生の噂を聞くとつい占ってもらいたくなります。特に電話占いはどこでも気軽に利用できることもあって、ついついどうでもいいことで相談してしまいます。でも、当たる先生ってほんの一握りで、多くの先生は誰でも当てはまるようなお話をしたり、まったく見当違いのことを言ったりします。そんな中、宜保鑑定事務所の海老原里美先生は、これまでに見てもらったどの先生より当たりました。そして、的中した鑑定内容が本当に驚くべきものでした。もう数年ほど前のことになりますが、投稿させていただきます。

海老原里美先生の占い鑑定と、その後に起こった出来事は、今でも忘れられません。まず先生は、挨拶もそこそこに「雑貨屋さんのようなところでレジを打っているあなたが見えます」そうおっしゃいました。続いて「主に食品を取り扱うお店。これはあなたの職場ですね。大きなビルの地下にありますね」と細かく言われました。全て当たりでした。私は当時フリーターで、駅ビルの地下にある輸入食材を扱うお店で働いていたんです。そんなこと当然一言もお伝えしていなかったので、驚きました。あと、当時付き合っていた彼氏のこともすらすらと言い当てられました。「あなたの心の中にこんな男性が見えます」と、外見や性格の特徴を数点ほどおっしゃったんですけど、「彼氏だ」とすぐ分かる内容でした。続けざまに様々なことを的中させたので、この先生は間違いなく本物だ、と思いました。

ここからが本題です。海老原里美先生は突然そこから「これはお伝えしておいた方が良いことだと思うのでお話します。あなたの身に危険が訪れています。あなたに悪意を向ける人物がいます」と言われたんです。いきなり不吉なことを言われて背筋がゾッとしました。先生はそこからある男の特徴を挙げられて「この方には注意して下さい。あなたに接近してきても決して気を許さぬよう。ふたりでお会いするなど言語道断です。恐ろしいことが起こります」と言われたんです。先生の挙げた特徴に当てはまる知り合いがいないか交友関係を思い出してみましたが、いません。「そんな知り合いはいませんよ」と言うと、海老原里美先生は「いえ、プライベートのお知り合いでありませんね。あなたのお店が見えます。お仕事関係でそういった方はいらっしゃいませんか」とおっしゃいました。

仕事関係……。「あっ!」私は思わず声を上げてしまいました。その特徴にピッタリ当てはまる男に心当たりがあったんです。バイト先のお店によく来る常連の男の人。私がレジを打っていたり、店内で仕事をしていたりすると、軽く声を掛けてきてくれて、時々世間話をしたりもします。普通、輸入食材を扱う雑貨屋のお客さんは9割が女性で、男性ひとりのお客さんはそう多くはありません。だから覚えていました。彼は身なりも清潔感があって、気さくで、いやらしい感じもなくて、どちらかというと好印象を覚えていました。

「心当たりがありました。職場のお店によく来る常連のお客さん。彼が一体どうして危険なのですか?」そう言うと、先生は少し口ごもった後、「彼はとても恐ろしい本性を隠しています。決して気を許してはいけません。いずれ分かります」とおっしゃったんです。彼の恐ろしい本性……とてもそんな人には見えないけど……。海老原里美先生の占い鑑定はとてもよく当たって驚きましたが、そこだけが不可解でした。

でも、先生がおっしゃった警告の意味がわかったんです。それから数週間後、テレビのニュースを見ていたら、私の住んでいる市で殺人事件が起きたという報道をしていました。バイト先のある駅ビルからそんなに遠くない場所です。ドキッとしてテレビに釘付けになりました。そして、犯人の顔が写ったのですが、その犯人は、海老原里美先生が「注意して下さい」と言っていた、お店によく来る常連の方だったんです。背筋が急に寒くなりました。

その事件以来、彼はお店に来なくなりました。やっぱり彼が犯人だったのです。お店のバイトや社員さんと「絶対あの人だよね」「とてもそんなことをする人には見えなかったのに」と話しました。その後、私はとある会社の事務職として正社員になり、その町からも引っ越してしまったのですが、あの占いと事件のことはいまだに忘れられません。本当に清潔感があって気さくな感じの男性だったんです。人は見かけによらないものですね。

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